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航空自衛隊稚内分屯基地を視察

10月18日、日本最北端の稚内を訪れ、航空自衛隊稚内分屯基地を視察しました。

日本最北端の「守り」の拠点です。旧樺太(ロシア領サハリン)まで約40km、札幌まではJRで約5時間、バスで約6時間、東京までは飛行機で約2時間の位置にあります。

稚内とは、アイヌ語で「ヤム・ワッカ・ナイ」=「冷たい水の流れる沢」に由来するといわれています。

気候は、夏も涼しく、真冬の気温も思ったほど低くありません。

ただ、稚内の特徴は何といっても「風」です。風速15m以上の強風が吹く日も多く、基地周辺には風力発電の施設が数多くありました。

特に冬季の暴風雪の際は視界が悪く、領空侵犯に備えた警戒監視も大変です。

このような過酷な条件の中でも、分屯基地では365日、24時間、北の守りをしっかりと担っておられます。

稚内分屯基地は、全国でも珍しい航空・陸上・海上自衛隊が同じ敷地に所在する基地です。

レーダーによる警戒監視は停電にも備え、長期間の停電にも対応できる自家発電施設が整備されています。

近年、ロシアは樺太南部に、ドローンの運用拠点となる「プシスティ(Pushisty)」飛行場を整備しています。

この施設では、無人航空機の運用や操縦者の訓練などが進められています。

また、ロシアが保有する長距離ドローンには射程2,500kmに及ぶとされるものもあり、多連装ロケットや短距離弾道ミサイルの存在も含め、北海道だけでなく日本全体の安全保障に関わる問題です。

今回、初めて日本領土である稚内から樺太を自分の目で見ることができました。

感動であり、驚きでした。

こんなに日本から近い位置にロシア領土があるわけですから。

南の守りも大切ですが、北の守りも極めて重要だと痛感しました。

基地司令をはじめ皆さまとの意見交換の後、以前、山梨県の北富士駐屯地で司令を務められていた幹部の方とも名刺交換をさせていただきました。

遠く離れた稚内で、地元山梨とのご縁を感じました。

稚内分屯基地の皆さま、本当に毎日お疲れ様です。

気が抜けない緊張感の連続で大変な任務ですが、どうぞ健康に留意され、これからも北の守りの要としてご活躍ください。

皆さまの献身的な活動に心から敬意と感謝を申し上げます。

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