ブログ

十三夜

10月29日、
今日は「十三夜」。

「十五夜」は「中秋の名月」として、有名ですが、
十三夜は それ程ではありません。

十五夜は、中国伝来の風習で、
月の神様に「豊作」をお祈りします。

十三夜は日本独自の行事で、
稲の収穫も終わった地域も多いので、
「秋の収穫」に感謝しながら月を愛でます❗

十三夜は平安時代の中期、醍醐天皇(885年~930年)が、「十三夜の月見の宴」を催し、
詩歌を楽しんだのが、「十三夜の月見」の始まり、との説が有力です。

十五夜も十三夜も、お月見を楽しむことを大事にしており、
どちらか一方しか見ないことを「片月見」と呼びます。

片月見は、縁起の悪いこととされ、両方の月を見ることが重要だそうです。
十五夜のころは、台風や秋の長雨の時期で天気が良くないことがあり、
「中秋の名月、十年に九年は見えず」と言われ、
「十三夜」は、秋晴れが多い時期になり、
「十三夜に曇りなし」と言われています。

十五夜は、別名「芋名月」と呼ばれますが、
十三夜は、栗や豆の収穫シーズンでもあり、
旬のものをお供えしてお月見をすることから、
「豆名月」、「栗名月」と呼ばれます❗

旬のものと一緒に「ススキ(薄)」を飾ります。
薄は茎の内部が空洞ため、神様の宿り場に、なると信じられています。

悪霊や災いなどから農作物を守り、
来年の豊作を願う意味も込められています❗

今日は朝から少し汗ばむくらいの晴天でした❗
ランタナやカンナが元気に咲いて、そしてパプリカも再び大きくなってきています❗
昼の晴天から一転して 曇天で生憎「月」が見えません❗

雲の向こうには、綺麗な月があることを思いつつ、
秋の実りと日々健康で過ごしていることに「感謝」をしたいと思います。
ありがとうございます❗🙏

関連記事

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP