政策

1.先進力

1. 「リニア環境未来都市」の実現
新ビジネス創出や観光ハブ機能などを備えた未来志向の交流 拠点を創出し、「リニア環境未来都市」の実現に向けた、具体的な整備を進めます。

2.リニア開業効果の県全域への波及
全ての県民がリニア中央新幹線のメリットを受けられるよう、 リニア駅と甲府駅を新しい技術を活用した公共交通機関等で接 続します。また、リニア駅への30分アクセス圏域をさらに拡大し、リニアの開業効果を県全域に波及させます。

3.SDGsの考え方に基づいた地域づくり
『暮らし日本一山梨』を目指し、経済・社会・環境のバラン スが取れた持続可能な開発を総合的に推進するSDGs(エス ディージーズ、持続可能な開発目標/国連で採択)の考え方に基づいた地域づくりを進めます。 その先導的取組として、「SDGs先進都市」の構築を目指し、 取組を強化します。

4. 新しい時代に対応した産業人材の育成
AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)などの先進シ ステムや企業活動のグローバル化に対応するため、産官学連携 による産業人材の育成を進めるとともに、甲府工業高校へ専攻 科を設置します。また、専門職大学の設置などを検討し、さらなる人材育成の強化を図ります。

5. AI ・IoTを活用した産業の生産性向上
AIやIoTなどの最先端技術を商工業や農林業、観光産業 などのあらゆる分野で活用し、未来志向の先進的な産業振興や地域づくりに向けて取組を加速します。

6. ICTやビッグデータの活用促進による豊かな暮らしの実現
ICTの飛躍的な進化を活かし、デジタル機器やサービス、 システムの研究・開発を促進することにより、きめ細かな防災情報の提供や無人自動運転による移動サービスなど、豊かな暮らしの実現につなげます。

7. オール山梨によるやまなし暮らしの魅力向上
市町村、企業、県民と協働し、地域の力を総動員したオール 山梨の体制で、子育てしやすい環境づくり、本県に住み続けたいと感じる環境づくりに取り組み、やまなし暮らしの魅力向上につなげます。

8. 経済や暮らしの活力増進につながる人口の形成
「山梨県 まち・ひと・しごと創生人口ビジョン」の着実な推進、移住定住促進総合拠点の創設による多様な世代の県内定着に向けた取組の強化、長期あるいは定期的滞在や継続的寄付・投資を行うなど地域との関係性が強いリンケージ人口の拡大を図り、経済や暮らしの活力増進につながる人口を形成します。

2.産業力

1.成長分野における産業の集積と高度化
成長が見込まれる健康・医療関連産業や情報サービス産業な どの技術・サービスレベルの向上と、企業の参入を促進します。
  
  
2. 起業・創業の活性化
消費者ニーズの多様化やICTなどの新しい技術の進化を捉えた起業・創業の活性化を図るため、クラウドファンディング等も活用した創業支援の環境整備を進めます。また、事業承継も含めたマッチング機会の提供等により支援を拡充します。
  
  
3. 経済活動の拠点の整備
経済活動の拠点となる産業団地やサテライトオフィスの整備 を進めます。さらに、インターネットデータセンターなどを備えたより高機能な拠点について実現に向け検討します。 
 
 
4. 中小企業の成長発展と小規模事業者の持続的発展
中小企業・小規模企業振興条例に基づき、新商品開発や新市 場開拓などの支援により中小企業の成長発展と小規模事業者の持続的発展を図ります。 
  
 
5. 農業の収益性の向上
地中熱ヒートポンプやドローン、IoTなど新技術の利用に向けた研究や、オリジナル品種の育成と産地化などを進め、付 加価値の高い農業経営を実現し、農業の収益性の向上につなげます。
 
 
6. 県産農産物のブランド力強化
果実の栽培技術や新魚開発・陸上養殖の技術等の向上を図る とともに、国内外における消費を拡大させ、県内農産物のブラ ンド力を強化します。
 
 
7. 農業を支える基盤づくり
新規就農者の拡大や農地の集積など農業を支える基盤を強化 します。また、農援隊や海外に常設した山梨モールなどを活用して販路拡大を支援します。
 
 
8. 豊富な森林資源の多面的な利活用
県産FSC認証材のオリンピック施設への採用を契機に、森林資源の木材としての利用拡大を図るとともに、再生可能エネルギー利用や観光など、多面的利活用を拡大します。
 
 
9. 鳥獣被害の防止
鳥獣被害を防止するため、捕獲従事者の確保・育成を図りま す。また、ニホンジカのジビエや皮製品としての利用率を高めるための取組を進めます。
 
 
10. 地域の強みを活かした魅力ある観光地づくり
世界文化遺産や日本遺産等に登録された地域をはじめとして、 県内各地域の特色を活かした観光地づくりや滞在型・周遊型の観光地づくりをSDGsの考え方を踏まえて進めます。
 
 
11. 外国人観光客への対応
増加が著しい外国人観光客に対応するため、県内大学等における人材育成の充実、ICTを活用した観光アプリや通訳シス テムの普及、災害対応能力の強化など、受入れ体制を充実します。また、SNSなど様々な媒体を活用し、より効果的に山梨の魅力を世界に向けてアピールします。
 
 
12. 東京オリンピック・パラリンピックを契機とした地域の活性化
東京オリンピック・パラリンピックの自転車競技ロードレー スや事前合宿の実施に向け、万全の準備を整えます。 また、 開催を契機に、山梨の魅力を国内外に発信するなど、地域の活性化、産業の振興につなげます。
 
 
13. 甲府城の整備による甲府中心市街地の活性化
甲府中心市街地の活性化を図るため、甲府城周辺の整備を加速し、歴史と文化が香る個性豊かな町並みの創生を推進します。

3.地域力

1. 暮らしやすさが実感できる働き方改革の推進
子育てをしながら働き続けられる職場づくりなど、ワークライフバランスに配慮した企業の広がりや意識改革を進めることにより、 働き方改革に向けた取組を支援します。
 
 
2. 「日本一健やかに子どもを育む山梨」の推進市町村と連携して「日本一健やかに子どもを育む山梨」の取組を推進し、行政と地域社会、企業が一体となり、在宅育児支援の拡充など、子どもと子育てを見守り支援する社会を築きます。 
 

3. 子どもたちの個性と創造性を育む学校づくり
子どもたちの個性と創造性を一層育むため、教員が児童生徒と十分に向き合える環境づくりに取り組みます。加えて、スクールカウ ンセラーやスクールソーシャルワーカーの増員など、相談体制の充実によるいじめや不登校への支援を進めます。 
 
 
4. 教育内容の充実による児童生徒の学力・体 力・コミュニケーション能力の向上
児童生徒の学力や体力、コミュニケーション能力の向上を図るため、小中学校の全学年で実施している少人数教育をさらに充実するとともに、児童生徒の主体的な学習方法の研究など、新たな取組を進めます。 

 
5. 共生社会の実現
障がいの有無に関わらず、地域で安心して生活できるよう、意識啓発や支援体制の充実に努め、農福連携推進センターの活用等により働く場の拡大と工賃の向上を図ります。 また、外国人や性的少数者等に対する偏見や差別のない、人格と 個性を尊重しながら共生する社会を実現するため、講演会などの啓発活動を一層充実します。 
 
 
6 . 障がいのある児童生徒の自立と社会参加の実現
障がいのある児童生徒の自立と社会参加の実現のため、インクルーシブ教育や就労先の確保に取り組みます。
 
 
7. 子どもの貧困対策
子どもの貧困対策推進計画に基づき、子どもの貧困対策の総合的、体系的な支援を行うとともに、市町村等と連携して支援体制を強化します。
 
 
8. 健康で安心して働き、生活できる社会の実現
生涯現役で、安心して働き、生活できる社会の実現に向け、 意欲あるシニアの方々の雇用・就業機会の拡大を進めます。また、市町村と連携して、介護が必要になった場合に対応する地域包括ケアシステムをさらに推進します。
 
 
9. 健康寿命の延伸
健康診断データやバイタルデータ、生活習慣に関する情報などを活用して、健康寿命の一層の延伸を図り、安心で、豊かなシニアライフを推進します。
 
 
10. 県内医療体制の総合的なレベルアップ
県内医療体制の総合的なレベルアップのため、医師・看護師の地域偏在など県内の医療格差の是正を図ります。さらに、子どもの心のケアに係る総合拠点の整備を進めるとともに、粒子線治療に関する調査研究をはじめ、先進医療の体制整備を進めるなど、より質の高い医療の充実に努めます。
 
 
11. いのちを支える
自殺予防のさらなる推進のため、啓発事業等による意識の醸成や関係者と一体となった「いのちを支える」取組を進めます。
 
 
12. 個性豊かな景観の保存と活用
地域の魅力を最大限に活かすため、自然環境を守り、地域が主体となった景観づくりを加速するなど、個性豊かな景観の保存と活用の両立を図ります。
 
 
13. 地球温暖化への対応
近年多発する異常気象の一因とも考えられる地球温暖化に対応するため、ICT技術の活用などにより、環境負荷の軽減等に取り組みます。さらに、農作物の栽培技術や自然災害、健康 などの地球温暖化の適応方法の研究、新品種の開発・普及を推進します。
 
 
14. 文化を核とした地域づくり
文化芸術基本条例に基づき、県内の芸術文化活動の活性化や 各種イベントの魅力の向上を図ります。また、やまなし県民文化祭、障害者芸術文化祭など、様々な発表の機会の充実により、 文化を核とした地域活性化を進めます。
 
 
15. スポーツの振興
本県での国体開催に向けて、競技力の向上と、県民の体力・ 健康の増進、スポーツへの興味・関心の喚起を図るため、県有 スポーツ施設の計画的な整備に取り組みます。総合球技場については、県民負担の最小化と利用の最大化を基本とした整備計画の策定を進めます。 
 
 
16. 空き家対策の推進
市町村と連携したお試し住宅の実施や、移住希望者への空き家情報の提供などにより、空き家の利活用を進めます。加えて、 災害時における活用により、被災者が安心して一時避難ができる体制整備を推進します。

4.安全・安心力

1. 強靱な県土づくりの推進
災害から県民の安全と安心を確保するため、老朽化が進む公共施設や社会インフラ等の計画的な長寿命化を進めます。また、 基盤整備や災害時の復旧対応などを担う人材の確保・育成に取り組みます。
 
 
2. 災害発生時の対応強化
避難所となる公共施設や緊急輸送路となる道路などの耐震化をさらに進めます。また、水位計の増設などによる防災情報の充実、隣接県との相互協力などにより、災害発生時の対応を強化します。
 
 
3. 大規模地震への対応
大規模地震の発生に備え、新耐震基準が導入された昭和56年 以前に建てられた住宅の耐震化のための支援など、県土強靱化計画に定めた減災のための取組を着実に進めます。
 
 
4. 富士山火山防災の推進
富士山の噴火に備え、効果的な情報伝達、避難のための総合的な取組を進めます。加えて、国の富士山直轄砂防事業の着実な推進や監視・研究体制の強化など、富士山火山防災に強力に取り組みます。
 
 
5. 高速道路網など幹線道路の整備推進
中部横断自動車道や須走道路・御殿場バイパスの一日も早い 全線開通を促すとともに、新山梨環状道路や新々御坂トンネル等、産業、観光や災害発生時に重要な役割を果たす幹線道路の整備を進めます。
 
 
6. 暮らしと経済活動を支えるエネルギーの供給
県内企業へ安価な電力を供給する「やまなしパワー」に加え、 太陽光発電やバイオマス発電などの普及により、災害に強い分散型エネルギーの供給力強化を推進します。
 
 
7. バランスの取れた再生可能エネルギーの活用
景観にも配慮しながら、発電・供給の効率化や環境価値取引 の推進、蓄電技術やICTを活用した供給安定化等の実証研究を進め、本県の自然環境が生み出す再生可能エネルギーのバランスの取れた利用を進めます。
 
 
8. 県内移動の円滑化推進
県内移動の円滑化を推進するため、鉄道とバス交通が連携した利便性の高いネットワークの構築や、自動運転などの新しい技術の実証実験等に基づいた効率的・効果的な交通技術の活用を進めます。
 
 
9. 犯罪の起きにくい社会の形成 自主防犯活動の支援や積極的な情報提供を行い、犯罪の起きにくい、安全・安心なまちづくりを推進します。

5.実行力

1. 着実かつ環境の変化に対応した県政運営
各種計画を着実に推進し、環境の変化に対応する独自性を 持った視点でダイナミックやまなし総合計画を改定し、その効率的で効果的な推進を図ります。
 
 
2. ICTの利活用によるスマート自治体へ の転換
AIなどの新技術の積極的な導入により、ICTを利活用し たスマート自治体への転換を図り、県民サービスの充実や事務の効率化を進めます。
 
 
3. 行政ニーズに対応した組織運営と女性の登用
新たに発生する様々な行政ニーズに部局横断的に対応し、柔軟かつ迅速に組織運営を行います。また、女性管理職の積極的な登用などをさらに進め、県民サービスを拡充します。
 
 
4. 効果的、効率的な財政運営の推進
民間の資金やノウハウを積極的に活用するなど、効果的、効率的な財政運営を行い、県債残高を削減し、将来世代の負担を軽減します。

希望実現に向けて政策へ一歩踏み出す姿勢

東京オリンピックから半世紀が経ちました。2020年には再びオリンピック・パラリンピックが東京で開催されます。当時の感動と誰もが未来に希望を抱いた輝ける時代をこれから新たなる挑戦の下で日本の活力を取り戻すチャンスとなることが期待されています。

また、成長から安定、持続社会が求められる今日こそ、地方が再び輝きを取り戻し、都市と地方がバランスよく発展する社会を築いていく時であります。
 私は今日の人口減少社会において将来にわたり山梨の発展を維持していくためには、経済活動を支える定住人口の維持や多くの交流人口を呼び込むための魅力ある地域づくりが不可欠であると考えます。

 山梨のきらりと光る価値を世界に発信しグローバルな視点から山梨を捉え、県民一人ひとりが力を発揮し新たな日本社会の源となる地域を創っていくことが求められています。金属の白金のように活力があり将来にわたって持続的・安定的に輝き続ける「ふる郷」山梨を目指して、ダイナミックやまなし『プラチナ社会構想』を皆様と実現してまいります。

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