80年前の今日11時2分、長崎に投下された原子爆弾によって、約7万4千人の命が一瞬にして奪われました。また、長崎市の4割近い建物全壊・全半壊し、街は廃墟となりました。
犠牲になられた方々に深く哀悼の意を捧げるとともに、被爆によって心身に大きな傷を負いながら生き抜いてこられた方々、ご遺族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
広島に続き、長崎にも原爆が投下されたという現実は、決して風化させてはならない日本の原点であり、私達日本人が「語り部」として世界に伝え続ける必要があります。
今なお、核使用を示唆する国が存在し、国際社会の分断が深まる中で、被爆地・長崎の「平和の祈り」に政治がどう応えるのかが今問われています。
私は、核なき平和な世界の実現に向けて、日本が責務を果たし、核保有国と非保有国の対話を橋渡しできるよう全力を尽くしてまいります。
若い世代の皆さまとともに、長崎からの静かな、しかし力強い声を世界に届け続ける――その使命を、私は忘れません。
そして、80年前の今日、ソ連が日本に対し宣戦布告をし、満州等に進行を開始した日です。
改めて、戦争の悲惨さと国際情勢の現実を思い出させる日です。

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