昨年、令和6年も国内外で様々な出来事が起きました。
米国ではトランプ前大統領が返り咲き、
英国では労働党政権の誕生、
ドイツ、カナダでも現政権が不信任され今年総選挙が行われることとなっています。
政治の流動化が多くの国々で起こっています。
我が国も例外でなく、
昨年の総選挙で少数与党政権となり政治の不安定、
逆説的にみれば多様な民意が反映できる状況となりました。
経済のグローバル化と新興国の経済成長等は、
我が国の世界経済に占める立ち位置を確実に低下させています。
昨年は国内総生産(G DP)世界第3位の地位を4位とし、
今年はインドにその地位を奪われ、5位に転落すると予想されています。
国全体の経済力は自身の生活に関係ないとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、国全体の稼ぐ力が弱くなることは、
国全体の支える力の低下と繋がることにもなります。
何故稼ぐ力が弱くなったのか?
円安?
技術力の低下?
外国企業の経営者の能力が高い?
日本の財政赤字の金額が一年間で稼ぐ力の2.5倍と世界一の借金大国だから?
モーレツ社員が少なくなったから?
原因は一つではありません。
少子化は止まるどころか、昨年産まれた赤ちゃんは70万人に届かず、
その数字は団塊世代の1/4。
年金・医療・介護を支える将来世代は縮小する一方です。
日本再生・再興は出来るか?
その答えは、「出来ます」です。
皆様一人一人が専門性を活かし、
暮らしと地域と国を元気で活力ある状況を作っていく強い意志が必要です。
政治・経済各界のリーダーの牽引力も重要です。
今年がその実行のスタートの年。
皆様と一緒にもう一度一人一人の暮らしの再生、地域の再生、日本国の再生・再興を実現して行きましょう。
今年も皆様一人一人がご健康でご活躍される年になりますよう
心からお祈りしております。
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