9月になり、いよいよ「読書の秋」です。
読書は、私の趣味の一つです。小説、歴史、ビジネス書何でも好きです。
先日、「本気で未来を作ろうと思うのならば、過去を知ることが大切である」とお話しました。人類の歴史は、様々な世界を変えた人達の努力により、前進し、未来を切り開き、文明が発展していきました。
世界を変えた人々は、どのように育ち、考え、どんなことに疑問を持ったのか?
どんな壁にぶつかり、どうやって解決したのか?
そんな生き方を学ぶ「伝記」ものは、子供の頃よく読んだ本の1つです。
私は中学校時代、陸上部と読書クラブに所属していました。
家計的に十分な余裕がなかったこともあり、図書館の本を読み、そしてほとんど読み尽くしました。
その中で、今から80年前に吉野源三郎さんが描いた「君たちはどう生きるか」に出逢いました。
これは、昭和10年前後の東京で1人の少年が悩み苦しみ、それを解決していくという物語で、「人間としてあるべき姿」を求め続ける物語です。
当時本当に感動しました。
社会人になってからも読みかえし、2年前のコミック版も購入し、読みました。
世の中は決して「1人の偉人が」動かしているのではない。
「誰かのために」という小さくとも、「1つ1つの意志」が、「繋がって、動いている」と教え続けてくれています。
「君たちはどう生きるか」、是非ご一読ださい。
明日は長男の誕生日。この本を息子に送ろうと思います。
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