3月5日、
二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」。
元々「啓」は、「開く」。 「蟄」は、「隠れて閉じこもる」との意味、 「虫」の漢字は、蛇、蛙も虫偏です。 冬籠もりしていた虫たちが、 土の中から出てくる頃、との意味。 春の気配を感じて、活動を開始する頃です❗ 「啓蟄」の初候は、 「蟄虫啓戸(すごもりのむし とをひらく)」です。 冬籠もりをしていた虫たちが、 戸を開いて顔を出している時期です。 虫だけでなく、 様々な生き物が目覚め、 活動を始める頃です❗ 次候は、 「桃始笑(もも はじめて さく)」です。 桃の蕾(つぼみ)がほころび、花が咲き始める頃。 昔は、花が咲くことを、 「笑う」とか、「笑む」と表現していました。 「笑うかどには福来る」と言いますが、 人も花も「笑う」と皆が明るくなり、 いいことですね❗ 末候は、 「菜虫化蝶(なむし ちょうとなる)」です。 菜虫とは、葉を食べる虫、 紋白蝶の幼虫の青むしのこと。 青虫が羽化して紋白蝶になる頃を言います❗ 冬の間、寒気や雪等から樹木を守っていた 「菰(こも)巻き」を外すのも、啓蟄の頃。 日一日と春めいてきますね❗👊 今年の冬は寒さが厳しかった分、 春を待ち望みました❗ 「冬は必ず春になる」良い言葉ですね❗🙌
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